有限会社キャリアインテック

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就労支援 ホームページ制作と管理を通じて ~ALS患者 本田さんの挑戦~

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは?
ALSとは、脳や神経からの命令が身体を動かす筋肉に届かなくなり、筋肉が痩せ細り、次第に動かなくなっていく病気です。
病状の進行により、手足はもちろん、発声や食事も困難になっていきます。最終的に呼吸もできなくなることが多く、その場合は人工呼吸器をつけないと死に至ります。現代医学でも、治療法や原因が解明されていないため、国からも難病に指定されています。

本田さんは平成26年にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されました。平成30年3月現在首から下、両手・両足が動かなく、生活全般に介助を必要としていますが、ベッド上にパソコンを設置しており、そこから身の回りのさまざまな機器(TV、照明機器、空調機器、コール等)を操作して、自立されています。パソコン操作は残されたあごの動きを使って、マウスを動かします。
今回、縁あって再会することが出来、当ホームページ制作をお願いいたしました。本田さんはALS(筋萎縮性側索硬化症)を患ってから、仕事はされておらず初めての仕事であり、病前webデザインの経験はありましたが、今回は初めて扱うシステムを取り入れてのホームページ制作でした。思考錯誤を繰り返して、ここまで仕上げられたことは称賛に値することと感じています。ホームページ完成で終わりでなく、今後は引き続き継続して、ホームページ管理をお願いすることになっています。
最後に本田さんと一緒にここまで作ってこれたことに深く感謝しております。ありがとうございました。

平成30年3月 有限会社キャリアインテック 代表取締役 関 隆行

この度は、ご縁あってホームページ制作のお仕事をさせていただきました。
両手が動かなくなって、もうwebの仕事をするつもりはなかったのですが、今のマウスを使うようになり、大好きなパソコンの操作を割と自由にできるようになりました。 そうなるとまた「ホームページを作りたいなあ」なんて気持ちが湧いてきました。少しずつ環境を整えていたところに、関さんとの再会があり、そして嬉しいことに制作のお話しを頂きました。 数年仕事から離れていたので復習を兼ねた上、今回は更新用CMS(コンテンツ管理システム)にMODXを導入したのですが、プログラムは専門外なので難しく、時間をかけての制作となりました。それでも、関さんは「ゆっくり作っていきましょう」と私のペースで進めてくださいました。申し訳ないと思いつつも、自由に楽しく作らせて頂きました。このような機会を本当に有り難く思います。今後もよろしくお願いいたします。
ALSは、できていたことができなくなっていく、精神的ダメージも大きく生きるのが辛くなる病気です。けれど今回のような出来事があれば、生きててもいいかなあと思えます。これ、大切です。 失った機能を元通りにはできませんが、残された機能とやり方次第で少しだけ取り戻すこともできます。そういった情報を患者さんご本人、関わる周囲の方々、みんなで出し合える環境作りができると良いですね。

ありがとうございました。(ホームページ制作:本田)

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